2011年3月2日水曜日

プロジェクトの趣旨をもう一度

今一度、このKAМEの翼プロジェクトはの趣旨を考えてみよう。
このKAМEの翼プロジェクトは、単に10人の若きアーティストを支える企画プロジェクトではない。
それが趣旨なら、アートプロジェクトに限局してしまい、美大や美術イベントとなんら変わりない。
本当の趣旨は、みんなの意識の変容を期待するものではないかな・・・。
意識の変容って?何?
リーフレットにしても、新聞にしても、活動にしても、どこかにある真似事では、限界が見えて、何もワクワク感はなく、答えも見えてしまう。
今まで世間を渡り歩いてきた大人たち・・・疑問はなかったのだろうか?
仕事に対しても、世間のありように対しても、もっとさかのぼれば、勉強のありようにしても・・・疑問なく納得して今まで来ただろうか?
仕方ない・・・と長いものに巻かれるすべを知った人、この世をうまく生きようと、知識を詰め込んだ人、誰かが作った方程式にいつの間にか乗っかってしまってはいないだろうか?
このプロジェクトは、このことを問いかけられているのではないかな・・・。
めちゃくちゃやってしまえ~といっているのではないよ。
いろんな経験をつんでいろんなすべを学んだ大人が、いまひとつ子供のころの思いにたちもどり、夢を持とうということ。
型にはめ込むことは自分を窮屈にしてしまう。
夢を持つということは、枠から外れる・・・純粋な思いに立ち戻ろうということかもしれない。

昨日「守ってあげたい」という松任谷由美の曲を何気に聞いた。
遠い夏、息をころしトンボを採った。
もう一度あんな気持ちで夢を形にして・・・
so, you do not have to warry 守ってあげたい~。
子供のころ・・・守られた記憶のある時代・・・私たちは、時間を忘れて、やりたいことをやったような♪
あのころのワクワク感。
トンボなんて採れないよって大人にもし言われていたら、採らなくなってしまう。
そんな大人じゃなく、自由に採ってみなよ!っていえる大人。
そしてその大人さえも子供の気持ちに戻る。
このプロジェクトは、子供のころの自分に戻って、殻を破る作業をすることなのかもしれないと今なんとなく感じます。
10人のアーティストを支えることにサポートが一番必要に思えるけれど、そのことを中心にいろんな関わりのが生まれ、変わることの面白さが見えてくるような気がする。

terada

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