2015年9月13日日曜日

小林貫志くんの展覧会の様子


小林貫志の日常と”そうぞう”展
かんじ君が生きた11年の間の作品。
この作品にはかんじ君が生きている。
今もなおずっと生き続ける。
私たちにそうぞうする事を教えてくれる。
私たちには手があり、考える頭があり、その作業は無限。
退化してしまったような現代人
デジタル、情報処理、情報を与えられて生きる
そのような現代人に今危機が来ている。
日本が危ない!
彼はずっと思考した少年だった。
そして作品の中に私たちに語りかける。
丁寧に、優しく、思いやる、ピントを合わす・・・様々な事を語りかける。
皆涙して作品を見て帰った。
私たちの中に生きる
彼は貧乏になりたいと言っていた。
貧乏・・・
今本当に儲けると言う概念で生きている大人たちの暴走がある。
貧乏とは私たちへの次の生き方の提案かもしれない。
豊かさが私たちを追いつめた。
豊かさの先に貧乏がある。
その貧乏こそ、本当の豊かさなののではないだろうか。












































































”前記事添付”

朝日新聞に大事な記事が載った。
永遠の少年のこと。
彼との出会いは2013年。琵琶湖の造形教室で出会った。
当時は4年生。
彼は毎回、毎回琵琶湖のアゴラを訪れた。
アゴラが好きだからと。
彼はまっすぐな目をしている。
私たちを通り過ぎてもっと先の何かを見ているような目だった。
ずっとずっと会いたいと思った。ずっとずっと彼の成長を見ていたいと思った。
けれど・・・
2014年5月のある日。彼は飛び立った。
ちょうど私が「里と湖のポレポレ時間〜」というアゴラのBlogをアップしたその時に・・・
バサバサバサ!と大きな羽の音が聞こえた。
彼は野生に戻ったんだ・・・
お〜い!また会えるよね!君は、風の又三郎のような少年だ・・・
だからまた何処かで会えるね!そうアゴラの先生も私もそう感じている。
今、アゴラでは彼の作品展開いています!
大変丁寧な心のこもった作品展です。

是非永遠の少年の作品を見に来てください。

PS:8月1日、近くの方がこの作品展のことを知って☎があった。
その方は渓流釣りをしているおじさんだった。
渓流釣りの仲間に4年生の彼がいた。
忘れられないよ!彼の事は・・・とおじさんは言った。
不思議な子だった、いい子だった。じっとじっと僕たちの渓流釣りの雰囲気を眺めていた。いつか彼が後継者だって思うほどにね・・・
二時間ずっと展示会場にいて彼の作品をじっくり涙しながら見て帰った。

彼の新聞記事が8月14日に載った。http://www.asahi.com/articles/ASH8F3CHJH8FPTJB001.html

0 件のコメント:

コメントを投稿