2014年2月23日日曜日

影絵劇のお知らせ


 子どもたちの影絵劇のお知らせ
『KAMEの翼君』




開催日:3月9日(日曜日)19時開演
出演者(アゴラの子どもたち)集合:16:30
子どもたちは16:30から、各クラスの子どもたちとみんな集まって最終リハーサルをします。必ず16:30に集まってください。
16:30に集まり、影絵終わりまで時間があり、子どもたちはおなかがすくと思いますので、前もって食べて来てもらうか、ご配慮ください。

2014年3月9日19時〜、アゴラ子ども美術工場にて影絵劇開催!アゴラ子ども美術工場では、毎年冬は影絵劇をしています。アゴラの開設当初から続く影絵劇。一昨年までは子どもたちが台本も書いていました。けれど去年先生が倒れ、準備不足もあり、台本は寺田が書く事になりました。そして今年も寺田(はないみほ)が書く事となりました。今年の台本は、アーティストの高橋匡太さんが作って、飛ばしたカメの翼君のお話を書きました。影絵劇『カメの翼君』です。子どもたちは毎週毎週影絵の作品と台詞合わせをやっています。優しさが奇跡を呼ぶカメの翼君のお話です。どうぞ、見に来てください。
光のアーティスト・高橋匡太氏も参加してくださる予定です。 
連絡先:  アゴラ子ども美術工場
    ℡:0537−27−1428

2014年2月20日木曜日

山の再生、桃源郷を作ろう!           (サポーター交流会のご案内)


山の再生
 桃源郷を作ろう!プロジェクト
     参加募集!

日時:3月16日(日)
    10時〜12時
場所:アゴラの裏山
参加費:一家族2000円
(カメの翼pjサポーターは参加費無料)
(植えたい樹木、花苗持参。前もって植える木の名前をアゴラにお伝え下さい。  場所確保が必要になりますから)

連絡先:アゴラ子ども美術工場 
    ℡:0537-27-1428 
    
締め切り:3月9日






山の再生・桃源郷を作ろうプロジェクトのいきさつ
 三年前よりはじめたアゴラの裏山の山の再生。
3・11、東日本が津波、原発事故等で破壊、汚染されてしまいました。
アゴラの先生は、被災地へ出向き、現状を見て私たちの出来る事は何だろう・・・と考えました。当然、子どもたちにも震災のこと、そしてアゴラの周りの環境の事も話しました。子どもたちは、毎年アゴラの周辺を歩き、自然の変化を肌で感じていました。
 日本の山は広葉樹、落葉樹が入り交じった山でした。嘗ては山に入り、クヌギ等の木は伐採し、炭焼きに使いました。いらない枝も取払いました。その作業で山には日の光が射し、新しい命が芽吹きました。ですが、殖産興業の動きで、ドングリは切り倒され、成長の早い杉、檜等をたくさん植えました。けれど、重工業重視の時代とともに林業は衰退します。山に入って作業する若者も減りました。過疎という言葉とともに恵み豊な山は荒廃していき、動物たちは食べ物を求めて里におりてきました。人間が循環する山に入って、人間の都合のいい山に変えてしまったのに、そういう山を守る人もいなくなりました。被害を与える動物が悪い、自然とはもともと当たり前にあったのだから放置していても自然は死なない、自然は大いなる治癒力がある、・・・とどこかで安易に考え、被害だけに目を向け、動物が悪い、気象の変化が悪いのだと目先の対処法しか考えない今です。そういう事を子どもたちにお話しします。
そして私たち一人一人が動き出した事・・・
 三年前に子どもたちとドングリを一個ずつ植えました。その頃年中さんだったM君は小学一年生になりました。小4の子どもたちは六年生。小六の子どもたちは中二です。小さな子どもたちが成長するように一個のドングリは30センチの苗に成長しています。原発事故後は入れなくなった福島を思い、桃源郷をと桃の木や桜、プラム等を植えました。少しずつ大きくなっています。
さて、今年お正月にアゴラの先生はお茶畑を剪定ばさみ一つで開墾しました。
そこにアゴラのお友達の親御さんの紅林さんがユンボで残りの根っこを抜く作業をしてくださいました。皆様の一人一人のご協力と思いから作られるアゴラであり、山の再生です。今度は皆様の木を植えて、山の再生・桃源郷を作ろう!プロジェクトにご参加されませんか!?

 『奇跡のリンゴ』と言う本の著者・木村秋則さんは、ゆっくり時間をかけて、アゴラの先生が子どもたち一人一人に声をかけるように木村さんも木々に毎日声をかけ、自然栽培という本当の環境の中からおいしいリンゴを実らせました。農薬・肥料も止めました。邪魔もの扱いした草それぞれが肥料になり、保護してくれる存在になり、その中で生きる昆虫や鳥が自然界の食物連鎖を取り戻し、害虫を駆除します。その木村さんのリンゴ畑のように自然を取り戻し循環するアゴラの山の再生へご参加ください。
『子どもも自然も成長の秘訣は、見守る事と声かけです』肥料を与え過ぎてはいけません。農薬等の予防策を投じる事も循環を崩します。物の与え過ぎ、先手を打つ保護・・・過保護は、子どもの芽を摘みます。『放置ではなく、見守る。そして声かけ』安定した職業に就く事=子の成長ではなく、自分で生きる強さ(優しさ)を身につける事が成長です。

2013年11月6日水曜日

中原浩大氏の個展「自己模倣」


美術家で京都芸大・彫刻科教授・中原浩大氏の個展を見に行った。
岡山県立美術館にて行われていた個展・「自己模倣」
11月4日は最終日であり、学芸員の方と中原浩大氏とのフリートーク会もあった。
それにあわせて、参加した。
中原浩大氏は、現代美術界では歴史に残ると言われていれる人で、美術手帖という雑誌ではよく取り上げられている人である。
二十代は看護師として、その後は主婦として生きて来た私にとって、そんなにすごいと言われる中原氏を知る機会なんぞなかった。
知ったのは、KAMEの翼プロジェクトのサポートをする事になった4年前。
KAMEの翼プロジェクトを発起するに至り、若者アーティストをサポートする際、選考される若者は、発起人の渋垂氏の信頼置ける二人に!ということで、2010年12月京都芸大の彫刻科の研究室でその話を詰めた。
そこで、中原浩大氏と日比野克彦氏に初めて会った。
その日まで、中原浩大氏と日比野克彦氏の過去の資料を渋垂氏に渡され、説明され、二人のアーティストについて思考した事を思い出す。
2010年、夏、京都近代美術館では、中原浩大氏を含む京都芸大と京都大学大学院医学研究科との共同研究の作品展示がされていて、そこで間近で中原浩大氏の作品を見て、触ってみた。
その後KAMEの翼プロジェクトへのリーフレットの絵や、文章を読んで、彼ってどんな人なんだろうと思考した。私はKAMEの翼のブログや新聞を担当しているため、KAMEの翼プロジェクトの趣旨やそのプロジェクトに参加してくださる方々の事を他者にちゃんとわかりやすく伝える役割が有るために、彼等を知る作業は、その頃から始まった。
そんな矢先、2011・3・11が起きた。
大きな震災は、私たちに問うた。
2011年5月13日〜17日までKAMEの翼の静岡メンバーと被災地の宮城県牡鹿郡女川町へ支援に行った。その時京都から中原浩大氏と黄瀬氏が私たちと加わり、女川町の第4保育所で「カメパオ」作成をした。
阪神淡路大震災後思考され、子どもたちの居場所を想定して作られた「カメパオ」を初めて実際の被災地で制作することになった。そこに私もいさせていただいたわけである。(ちなみに私はカメパオに中で遊ぶおくるみやクッションなどの縫い物の作品を大量に作ってもっていった。)
中原浩大氏は、カメパオの制作図面を丁寧にファイルして女川の保育士さんに渡した。
そのファイルされた図面や資料は、本当に精密であり、丁寧なものだった。
美術家というと、岡本太郎を私は連想する。なんか大胆でかついい加減で、本人しかわからない殴り書きのようなもんか・・・と美術家を自由人=いい加減という見方で見ていた。(岡本太郎さんには悪いがあくまでもイメージで)
しかし美術家(いろいろいるだろうが)って本当に精密で丁寧で、設計士以上に正確なのかもしれないと思った。
「ちゃんと見なさい」と渋垂氏にずっと言われ続けた私は、彼等が本物アーティストと呼ばれる由縁をずっと探していたのかもしれない。
そして崩壊された宮城県石巻市のホテルの一角で中原氏と仲間と寝袋を並べて寝た。
こうして私は初めてそこで「カメパオ」を目にして実際に入り感じる事が出来た。
さて、そういう経験を経て、今回の中原浩大氏の個展「自己模倣」を見に行った。
岡山県立美術館の玄関の窓越しに、中原浩大氏の写真とおめでとうの絵の作品が大きく一面を飾っていた。
有名人ってすごいな〜って私は思った。
そして中に入ると、まずトランプリンのような作品がで〜ん!とあり、そして会場に大きなレゴの作品が2体並べてあった。
「お〜!これがかの有名なレゴの作品か!」とちょっとうれしくなった。
規則的なのか不規則なのか・・・赤をベースに白、青、黄色のレゴブロックで組まれ、中は空洞の長細い大きな作品である。
こんなに大きな作品をつくっているときの中原氏の頭の中、心の中をのぞいてみたいと思った。
今回会場を撮影する事は出来なかったので、資料の中からの写真を添付するが、下の作品が2体会場入り口に並んでいるのである。




そして様々な過去の作品とそれを模倣した作品が並んでいる。
渋垂氏に説明され、美術手帖やいろんな資料を思い出し、実際目の前に彼の作品が有る事になんだか言われぬ幸福感に浸った。
といっても私は美術の事は全くわからない。
だが、20年以上前に美術評論家が絶賛した作品を見れた事に、私の知らない歴史に触れたというか、タイムマシーンに実際のって過去を見れた面白い感覚に包まれたのである。
KAMEの翼プロジェクトは、20年前の静岡県島田市であった「紙わざ大賞展」がきっかけで出来たプロジェクトだと言ってもいいのだろう。
「紙わざ大賞展」の発起人の一人が渋垂氏で、その会場には審査員として、現代美術評論家の(故)中原佑介氏、国際的デザイナーの(故)福田繁雄氏がいて、招待作家として日比野克彦氏、中原浩大氏がいた。そこに今活躍中の光のアーティスト高橋匡太氏は、大学院生としてその場に参加していた訳である。
東海パルプ工場の工場内で9号機を見て、制作をする作家たち。


紙を使う美術家は、何気なく日常にある紙の正体を見て作品を作るべきだ!と渋垂氏は言った。
紙を生み出すには大量の水と大量の化学薬品を使い、汚染物質を川や海に流す・・・この行程を知ってこそ美術家は、作品を作る意味があると渋垂氏はいっていた。
たしかに工場内にいる作家たちと、紙の材料に使われる大量のチップ材の上でインタビューする日比野氏と中原氏。
彼等は、突き詰められたんだ。(あの頃・・・)
その当時の事を振り返り、高橋匡太氏は、あれが僕の原点だとKAMEの翼プロジェクトのフリートーキングの時に毎年その頃の話をしてくれる。
学生だった高橋さんにとってもそれだけ思いっきり思考し、思いっきり制作し、思いっきり表現した日々だったんだと思った。
「自己模倣」でも紙わざ時代のものがたくさん展示されていた。
東海パルプの工場に彼の家族の写真があり、そこからいろんな殴り書きのような色鉛筆の絵は、わたしにとってすごく印象的で、あの当時の若き中原氏が思いっきり思考し、はじけて生み出されたんだな〜ここの作品の数々は・・・と思った。

この椅子は、浜岡カントリーで展示された作品で、「これも作品なん?」と渋垂氏に聞いた。
「これは乗ってみないとわからない。乗ってみて初めてこの面白さ、心地よさ、不思議さに気がつくんだ」と言った。
そうなんか〜・・・現代美術ってほんとよくわからない。
固定した概念がないのだから、それを何でもいいとこの静岡のある美術を支援する団体は、「現代美術だから何でもいい!だから美術をわからない私たちでも出来るんです」と語っていた事を思い出す。
でもその団体がいう「何でもいい」が本当は何でもいいのではない事を感じたい訳である。
「この椅子は、体感してこそいい!と渋垂氏はいった。
見るだけでなく、触ってみて、体感して感じる作品が現代美術の幅なのか・・・
一度座ってみたいものだと思った。
そしてこの作品をみて、去年KAMEの翼プロジェクトの選考作家の加藤元さんの去年の作品を思い出した。
椅子の上に糸で吊るされた棒。扇風機の風が流れ、その糸に吊るされた棒がクルンクルンと回る。
変な違和感と、なんか不思議な感覚を感じたな〜って記憶を辿る。
加藤さんは、今回の中原浩大氏の作品展を見てどう思ったのだろうか?そんな事を思った。

そこには、テレビモニターがいっぱいあって、そこに唇が異様な動きをしているアニメーション?が映し出されていた。
あ!・・・加藤さんと同じく選考作家だった大見明子さんの作品を思わず思い出した。
大見さんは、アゴラの子どもたちの17年の間溜められた絵を題材にして、アニメーションで、子どもたちの静止画を動かした。その作品がモニターにいくつも映し出されていてた。そして永遠に動き続けていた。
大見さんと中原浩大氏とは違うけれど、モニターをいくつも使って作品とする表現方法は、有るんだな〜って思った。
こうして見ていくと、中原浩大氏が、いかにいろんな表現方法をあみだして、アートの領域を変えていったのだと思えてならない。
作品なのか、コレクションなのか、実験機器なのか、発明家なのか、アルバムなのか、単なるオタクなのか・・・その不確かさが無限を生み、固定概念を持たない。
ただ「変なの」・・・という言葉でも言い表せるものなのかもしれないが、この「自己模倣」という個展を見て思った事は、「変なの」はたいへん真面目で、たいへんスケールの大きい、たいへん綿密な作りで、たいへん丁寧で、たいへん今を思考した作品を作られている人なんだという事。
学芸員とのフリートークでは「反省会」と称して話が勧められた。
その中で、中原浩大氏の苦悩が見て取れた。
学芸員は、「大変ポジティブで、前向きなので・・・」と自分の事を言っておられたが、そのポジティブとか、前向きというのは、自分への解釈であって、実は都合がいいすり替えをしているだけなのでは…と思った。
アーティストは、作品を誠心誠意自分の思いのままに作るのである。
だから会場にあわせて作るのではない。
作品展示をする場所が先で、作品が後となる場合も有るだろうが、公共施設の美術館は、作品が先で、それを展示したいと意向を示すのが美術館であろう。
しかし、今回の中原氏の作品は、美術館側の誤算があって、作品をありのままの状態で展示する事が出来なかった。
そして資金的な負担も中原氏に来てしまった結果となった。
依頼があって、作品展示をする。
作家の意向を何処までくんで表現の場とするか・・・
展示された作品は、見る側とすれば、これが中原浩大氏の作品だと思ってしまう。
しかし、今回の個展は、天井の高さや天井の強度、展示場所と公共美術館としての条例問題を含めて、未完の状態の展示となんてしまった事を聞いて、作家の苦悩を感じるのである。
美術館は、なぜ中原浩大氏の「自己模倣」を展示したかったのか?
瀬戸内国際芸術祭にあわせ、岡山出身の作家である中原浩大氏の個展を提示した美術館だった。
だとしたら、地元出身の作家の作品をもっとちゃんとリサーチし、作家の負担も考慮したうえで、この仕事に望んでほしいとこんな素人の私でも思ってしまった。
痛手を受けるのは、いつも公ではなく、個人である。
手を抜く作家だったら、いいよいいよと、その美術館という大舞台での展示を大喜びするかも知れない。
しかし、そこに自分の負担をいとわないのが、本物作家なんだと思うのである。
なぜ、作品を作るのか?なぜ表現をするのか?・・・・
KAMEの翼プロジェクトで若者を選考する立場にある中原氏や若者にエールを送る先輩アーティストの高橋氏は、名声のためでもなく、金のためでもなく、自分の為に表現するのである。
売れるために存在する、金のために存在するアーティストは、もうすでに自分を見失っているのだろう〜・・・


by terada

ps:渋垂氏は、思いっきり試す機会を若者に与えたいと思って、KAMEの翼プロジェクトを発起した。

原点を辿ると「紙わざ大賞」は、若者に思い切り試す機会を与えた企画だった。
島田市と東海パルプと様々な協賛企業が支えた企画だった。
だから確かに思いっきり表現するための資金はあった。
KAMEの翼プロジェクトは、あの当時とは違う、一人一人の支援により成り立っている。若者に思いっきり試してもらえる機会を、利権なしで一人一人の思いで若者を支えるのである。
規模は、いろんな企画展からみれば、小さいかもしれない。
でもなぜ、利権を外し、個人のサポートのみに限っての企画を思考したか・・・
それは、制作する若者が純粋に自分を表現してほしいという事と、コマーシャルとかいろんな事で身動きできないようにならない事、そして支えているのは、若者を純粋に支えている人たち個人だという事。
支える人たちがもっとわかりやすく、もっと身近にそして、その支えてられている思いも感じてほしいのである。その事は、作家からしては、重い話かもしれない。単純に資金を得て思いっきり好きなように試させてほしい。自由に〜という気持ちはわかる。
けれど、作家も人の思いを感じてほしい。
KAMEの翼プロジェクトは、阪神淡路大震災から始まった・・・子どもたちの居場所、子どもたちを守る事。カメ型シェルター「カメパオ」から渋垂氏は、里山のアゴラ子ども美術工場を作った。そして15年・・・子どもたちは巣立つ・・・守られていた子どもたちは自立していく。そこに「紙わざ」の思いっきり試した若者を重ねたんだ。
思いっきり試す機会のない若者へ、渋垂氏の出来る範囲のサポートでした。
支援が多ければ、規模は大きくなる。支援者が少なければその範囲になる。
これは理想に近い発想です。その理想を渋垂氏が現実化した。
今まで制作された若者は、いろんな思いを抱いていると思いますが、純粋にサポートしているKAMEの翼です。
そしてなぜ里山なのか・・・人が行き交うところで展示すれば人はたくさん来るでしょう。美術館ならすごいでしょう。でも里山…田舎だという事は、今の社会を本気で思考しようよ!って言うメッセージなんです。この原発事故がなぜ起きた。なぜ今社会は大変なのか・・・優しさの欠除が、この社会。
中原浩大氏が「自己模倣」で語った事・・・思いっきり試す機会を与えるのも優しさなんだという事だと私は思うのです。







2013年10月3日木曜日

KAMEの翼プロジェクト 2013 最終!
高橋匡太さんの光のワークショップ
KAMEの翼君が飛んだ!
事務局・寺田のブログ「ゆるりんのポレポレ日記」にupしました!


http://yururinp.exblog.jp/20505947/




by terada


2013年9月30日月曜日

KAMEの翼君が空を飛んだ!

KAMEの翼プロジェクト2013

高橋匡太さんの光のワークショップ

”KAMEの翼君が空を飛ぶ!?”開催!


とうとうKAMEの翼君が地上5メートルの地上に浮かび上がり、前へ前へゆっくりと飛びました!

以下YouTubeにUPしました!http://www.youtube.com/watch?v=n-Oh83CS3gU&feature=em-upload_owner

2013年9月26日木曜日

高橋匡太inアゴラ!
9月29日16時〜20時まで光のワークショップ開催!
KAMEの翼君が空を飛ぶ!?
参加費 500円
多数のご参加お待ちしております!


今年の高橋匡太さんは、愛知県の豊田美術館でのワークショップ「ぼくとひかりと夏休み」を7月20日〜8月18日まで開催されていました。私たちアゴラの子ども参加しました。豊田美術館には粘土が10トン運ばれました。8トンでもなく、9トンでもなく、10トン!これがすごいんです。
さて、このワークショップにはたくさんの方が来場されました。子どもたちは普段想像の時間が割かれる事情に置かれています。その中で今回の豊田美術館でのワークショップは本当に想像と創造の世界に思いっきり浸れたんじゃないかと思います。この粘土で思いっきり試す醍醐味を味わう。10トンの粘土は子どもたちを誘います。表現は頭の中で考えているものではなく、あなた全体を使って表すものなんだって!それはすごい体感をしたワークショップだったと思います。私たちアゴラの子どもたちは船を造りました。そこにはもちろんカメも登場します。あらゆるオブジェも作って飾りました。食糧も積み込みました。ハンドル、運転席、デッキ・・・あれもこれも・・・子どもたちは創造し続けました。楽しいひと時を過ごしました。












そして8月25日アゴラでは、KAMEの翼プロジェクトのフリートーキングを開催しました。参加者には今回制作者の間渕尊君、私はないみほ、高橋匡太さん、去年の制作者の加藤元さん、去年は事故で倒れた今完全復帰した渋垂秀夫さん、間渕君のお母さん、アゴラの卒業生の市川君、原田君、サポーターの藤原君、太郎君、石川さん家族、川島さん家族が参加してくださいました。和やかな時間を過ごさせていただきました。
今回はアーティストの中にまだ所属していない今年高校を卒業した間渕君と主婦であるはないみほの自立をテーマにした話でした。高橋さんは毎年、20年前の紙技大賞の頃からのお話をしてくださり、そして私たちの作品に感じた思いを語ってくださいました。
間渕君の作品に対する集中力のすごさ、作品の綿密な仕上げ、絵の細かさ。見えるというところを本当に伝えています。視覚的表現。本当にすごい。そして楽しい作品だと高橋さんは言います。はないの作品には言葉の力を感じたと言いました。うれしいです。また夏の展示会とフリートーキングとサポーター交流会についてはブログと新聞にかきたいと思います。・・・・今私自身が作品を作っている側にいるもので、ブログUPが滞っています。すみません。KAMEの翼プロジェクトはちゃんと動いております。


そして9月21日・22日は愛知トリエンナーレで高橋匡太さんは、都市とシンクロする1000人の提灯行列を開催

私たちも参加してきました。提灯をもらってそこにはLEDのライトが設置されています。2・5キロの距離を提灯を持って歩きます。科学館から始まり、歩く時に一斉に提灯が灯りました。赤、そして青、そしてみどり、紫、波のように科学館前に集まった1000人がもった提灯が順番に点灯していきます。さて、しゅっぱ〜つ!
私たちの前には年長さんと小学1年生の男の子とお母さんがいました。
小さい身体におおきな提灯。なんか絵になります。
で、色がつきだすと「青にな〜れ!」「「みどりにな〜れ!」「むらさきにな〜れ!」子どもたちは魔法使いのように変身!後ろの私たちの提灯に連動させます。繋がるつながる提灯の光。1000個の七色の提灯が連動して都会の夜を彩ります。
街の光と僕の光が連動し変わっていきます。
私の色があなたに、あなたの色が街に・・・
そう!私たちは繋がる、気持ちも本当は繋がっているんだよって感じでしょうか。
私たちは幸いにもかわいい子どもたちといっしょに2・5キロを歩きました。子どもたちの優しさが私たちの提灯に連動したおかげで優しい気持ちになれました。
繋がる人の気持ちが大事でしょうか。










さて、その高橋匡太さんは29日、アゴラにやってきます!
去年は事故をしたしぶたれ先生の思い高橋さんと原田君がカメパオに似せてそのカメに羽が生えて、・・・カメの翼君が生まれました。
そして空に羽ばたこう!とがんばった翼君でしたが、10センチだけ飛びました。
しぶたれ先生の回復を祈りました。
その祈りは通じたのでしょうね。
今度はしぶたれ先生がその羽ばたきを見届けます。
さて〜思いは羽ばたきます!
是非、29日アゴラに来てください!
高橋匡太さんに会いに来てください!

by terada




2013年9月25日水曜日

高橋匡太さん Special workshop のお知らせ


来る9月29日(日)、16時からAgora子ども美術工場に於いて、光のアーティスト・高橋匡太さんによるスペシャルワークショップ  “Kame の翼くんが空を飛ぶ”  が開催されます。

みんなで Kame の翼くんを宙に飛ばしましょう!

参加費500円で、どなたでも参加できますので、皆様奮ってご参加ください。


お問い合わせは、“KAMEの翼”プロジェクトまで

〒436-0008 
静岡県掛川市千羽1679
Agora子ども美術工場内
電話/FAX : 0537-27-1428
E-mail : agoraart@thn.ne.jp