2011年7月16日土曜日

広報!

‘KAМEの翼‘プロジェクトは動き出した!
2011.7.12掛川市役所の記者クラブで、広報活動を行う。
参加してくださった新聞社は、朝日新聞、中日新聞、毎日新聞、読売新聞、静岡新聞、NHK、朝日テレビの方。
発起人の渋垂氏が、この夏行うプレイベントの広報を行う。
そして、同時に東北・女川での我々の活動についても話す。
15年前に掛川市で‘緊急の居場所ーcopyー‘でカメパオを作成し、その取材にこられていた記者が懐かしく、あの当時の話を切り出した。
また、この‘KAМEの翼‘プロジェクトに関与している中原浩大氏や日比野克彦氏の話が出た。
彼らとは、20年前になるだろうか・・・静岡県島田市での‘紙わざ大賞展‘という企画の時にいっしょに活動した。
製紙工場が隣接する島田市で、紙を使うアーティストが製紙工場の現状を目の当たりにし、紙と向き合う・・・
紙が出来る工程を目の当たりにする=環境汚染の問題も含め、アーティストは紙と向き合って、作品を作る。
そんな企画展‘紙わざ大賞展‘を企画するは、この‘KAМEの翼プロジェクト‘の発起者の渋垂氏であった。
そんな話になって、各新聞記者は、「あ~、あれ、紙わざの・・・!」とあの頃を思い出したようだった。
今も、島田市では‘紙わざ‘は継続されている。
あの当時の渋垂氏は、今、静岡県掛川市千羽の里山にあるAgora子ども美術工場で、‘KAМEの翼‘プロジェクトをはじめた!
Аgora 子ども美術工場は、16年前の阪神淡路大震災の2年後に作られた。
震災後すぐに、‘緊急の居場所ーcopyー‘で、震災を目の当たりにした渋垂氏は、本気で緊急時に我々は何ができ、何をすべきかを問いかけた。同時に中原浩大氏と黄瀬剛氏といっしょにカメパオをつくった。
そして緊急時以外にも子供達の居場所つくりの必要性を感じてАgoraをつくった。
Аgoraでは、10年間カメパオを設置し、子供達の遊ぶ様子を観察した。
その長い年月の間子供達とカメパオ、そして14年間のAgora での子供の様子を見て‘KAМEの翼‘が生まれた。
今回の東日本大震災の時も、渋垂氏は、阪神淡路大震災の時となんら変わらない。
社会の問題点を大人たちに投げかけ、ひとりひとりが思考する。
そして子供達ひとりひとりに向き合い尊重する。
東北でも神戸でも、静岡でも・・・何処でも。
今動き出した‘KAМEの翼‘プロジェクトは、一貫した思いが形化したものである。
今後の‘KAМEの翼‘プロジェクトの活動を見続けていってほしい。
ただいま、全国に発送手配中!

terada             

 絵本のようなリーフレット。
Аgora子ども美術工場はこの絵のようなところ。
夏のキャンプ(今年は、7/30~8/1)の様子。


Аgoraを卒業した子はまた帰り、そして、Аgora卒業生だけにとどまらず、若者、子供達はここを活用する♪                  
KAМEの翼新聞 1号完成!今回は付録付き。震災特集号。
プレイベントの開催についてのチラシも完成し、同時発送しています!





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