2012年10月10日水曜日

高橋匡太のワークショップお知らせとKAMEの翼の本質

高橋匡太さんの
光のワーショップ開催!

10月13日(土)14時〜日没まで
巨大カメが空を飛ぶ!?
アゴラ子ども美術工場が七色の光に彩られる♩
是非アゴラに来て下さい!

2011年12月31日、NHKの「ゆく年くる年」で横浜山下公園で復興の光を3000個灯した高橋匡太さんのワークショップです。
アゴラが子どもたちの思いで幻想的な光に包まれます。
この機会をお見逃し無く!
材料費 500円
場所:アゴラ子ども美術工場・掛川市千羽1679(JA掛川市緑茶加工近く)


                  高橋さんの表現が生まれる♩










             
                    KAMEの翼プロジェクト
                    0537−27−1428



KAMEの翼プロジェクトの本質って ?

KAMEの翼プロジェクトは、芸術家に滞在制作してもらう事が趣旨ではない。
だからイベントでもない。
何処にでもあるレジデンスではない。
だから単純に美術家が、作品を作り、展示し、それをサポーターが支援するんでもない。
このプロジェクトは本当に純粋で、本当にこれからの若者を純粋にサポートし、そのサポートされた若者も、サポートされている意味をちゃんと感じてもらい、今後の自分たちの生き方に、多くのサポーターに支えられて来た事、当たり前ではない優しさを学んでほしい訳である。作品展示という結果ではない、プロセスがこのKAMEの翼である。
このKAMEの翼は間口は美術、芸術から始まった。
でもそのアートに限定している訳ではない。
そして若者が美大を出てアーティストと自分を名乗る訳だけど、例えば、アーティストっていったいどんな人をいうんだ?
どういう事をしている人がアーティストで、どういう事をしている人が普通の人なんだ?
私は主婦で、私は○○という名を持つKAMEの翼の事務局をしている一人の女性だ。
その一人と、アーティストを名乗る人間の違いってなんだ?
人は同じ土俵(専門分野はちがっても、生きるという意味では同じ)で存在している。美大に行ったこと、その他の大学、専修学校、様々な選択があって個々生きてきた。
その価値はちがわない。
たまたま芸術に携わった二人が今年は選考された。そしてその場を提供し、サポートした訳である。
KAMEの翼には、中原浩大氏、日比野克彦氏、そして高橋匡太氏も参加している。
その三名の事を知っているだろうか?
本当に知っているだろうか?
彼等の作品を知っているだろうか?彼等の作品に向き合う目を知っているだろうか?彼等の日々の苦悩、日々の表現に対する向き合う姿勢、作品の細分まで意識をした事があるだろうか?
みんな知っていると言いながら、彼等の作品展にも行かず、作品さえも知らず、名から想像する事だけでその人たちを判断する。
この三人はこのプロジェクトの発起人の渋垂秀夫氏が20年以上前から互いに向き合った人間関係の中で、育まれたものだ。
その本物に向き合い、日本、世界に表現の場を持つ先輩たちのエールが若者を支えている。
その先輩たちがアゴラに行き来ししている事は、遊びではない。
いい加減でもない。一人の名を持つ表現者が名を提供する事の意味を深く感じてほしい。
そして名を持たない主婦、学生、社会人が同じ年頃、もしくは同じ生活基盤の人を支える事はどういう事なのか考えてほしい。
KAMEの翼は、想像する事を基本とする。
「思いっきり試してみなさい」をキャッチフレーズにしているこのKAMEの翼は、試すことの中にはたくさんの人が見えない関わりをしていて、その見えない関わりをどう変換していくか・・・それを想像し表現していくことだと感じます。
KAMEの翼は若者の作品、人柄、関わり方をアゴラの子どもたちも感じる。
そのちょっとお姉さんお兄さんを見ながら子どもたちは学ぶ。
その連鎖である。
想像できる大人、子ども、若者が集い表現する場がここにあるという事、それがKAMEの翼プロジェクトであり、それは一種の優しいコミュニティーの形成をも目指すものと感じる。

by terada

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