2014年9月23日火曜日

琵琶湖にカメの翼君が飛んだ!?

9月21日(日)琵琶湖の野鳥センターにて高橋匡太氏の
スペシャルワークショップ
”カメの翼君が琵琶湖の空に飛ぶ”を開催しました。
9月20日、二年前に作られたカメの翼君は
芝ちゃん牧場のトラックに乗って掛川を出ました。
高速をスイースイーと走ります。
時速80キロ


昼すぎには琵琶湖の野鳥センターに到着。
カメ君のお出迎え
野鳥センターの植田さんは、朝早くから胴長を着て琵琶湖へ入って何をしていた?
はい、植田さんはヒシの実を採ってきてくれました。
ヒシはウキ草、その中に尖った星形のものがヒシ。
ヒシクイという鳥が琵琶湖にはいます。その鳥はヒシの実を食べるのでヒシクイという名がつきました。とげとげのヒシの実をのどでコロンコロンさせて食べます。
で、このヒシの実、おいしいんだそうで、今日の子どもたちにおやつに食べさせてあげよう!と朝から準備してくださいました。ゆでて食べるんだそうです。
私は生のヒシの実を食べました。トウモロコシのような味です。
高橋さんと芝ちゃん牧場の柴田さんも初めての味。おいしいおいしい♩

21日朝10時開場準備
カメグッツが並びます



          13時半ようやくワークショップ開始。
子どもたちやその親御さんませて50人ほどが参加してくださいました。
ジャーナリストの井上さんもひかりのくに社の加藤さん夫妻も参加してくださいました。
そうそう、プレ展の制作者の土井由紀子さんも京都から参加してくださいました。

僕たちもカメを作って小さな風船をつけて飛ばそうね!


        さ〜飛ぶかな?アゴラの卒業生の大学生の山下君もお手伝い!
さ〜浮かしてみよう!アゴラの卒業生の西陣織のはたおり師の中村さんもお手伝い。
お〜浮いたぞ!拍手!
この大きなカメさんはちょっと重いぞ!
じゃ〜みんなで作りましょう!







はじめに出来たのは年中さんの丸岡君ですニコニコ嬉しそう!
私も!        井上さんも子どもたちに関わります。 ほらほら高く上がる!









いつの間にか会場はバルンだらけになりました!
さて途中に野鳥センターの池田さんよりお話です。
ヘリウムは声を変える面白いガスのように使われていますが、使い方に注意しましょうね。
そのガスを草にかけるとかれてしまいます。
そして風船を外に持って行くときは飛ばさないように注意してください。
風船を間違って野鳥は食べてしまいます。
それに割れた音は、野鳥はびっくりしてしまいます。ピストルだと敬遠するからです。
これを守ってください。


かわいいカメさんが出来ました♩
外に散歩。琵琶湖の空を見上げて!


さてこれからカメ君は外で待機
大きなバルンにヘリウムを入れます。
どんどん入れます。
      お母さんもお父さんんもスタッフも手伝ってくださいました。



夕日が沈んでしまうよ!早く早く!

わっしょいわっしょい1子どもたちが大きなバルンを運びます!
七つのバルンがカメさんに括り付けられました。
飛ぶかな?
飛んだかな?
ふわ〜と飛んだ?夕日とカメの翼君

でも浮力が足らず今回は難しく、いつの間にか夕日は沈み、暗闇に・・・
光のアーティスト高橋さんにライティングにより、七色に輝くカメの翼君に変身!




結局、飛ばなかったので、みんなでわっしょいわっしょいとカメを持ち上げました。
去年はアゴラで飛んだんだよ!5メートル強。
バルン6個で・・・
なのに今年は8個だったのにどうして?
風船の膨らみとかめさんの湿気が原因か・・・
来年は飛ばすぞ!と意気揚々の高橋君でした。

高橋匡太氏は今本当に忙しい!
今も横浜での撮影兼ねたミーティング、千葉にも東京にも行ったり来たり。京都にはほとんど帰れない状況。
そんなお忙しい今を走る高橋匡太氏がアゴラとずっと関わってくれています。
それは高橋さんが大学院生の時、静岡であった紙わざ大賞展の大きな大きなイベントに京都芸大の中原教授とともに参加した。日比野克彦氏もそのひとりで、他に芸術において名を轟かせている面々が集まり、表現した。”思いっきり試してみないか!”を渋垂先生はキャッチフレーズのように言いながら・・・
そこでの体験が核になったと高橋さんは言う。
そして毎年アゴラを訪れるとここは僕をニュートラルにしてくれる場所だと必ず言う。(場所も先生も含めてのアゴラ環境)
そして今年、高橋君は琵琶湖へやってきた。
カメの翼君がつくられて3年。カメの翼君はお話になってそのお話のように琵琶湖にいって空を飛ぶ!?
現実が先か、物語が先か・・・
表現者はずっと物語を作っている。
何か衝動的に動かされて表現する。
子どもの顔を忘れない。
その感覚さえも奪いさる今のマーケティングにのっとった社会。
お金さえあれば何でも出来る。
けれど、そのお金の先にはスポンサー。
そのスポンサーの意向で表現は制限されたり、持って行かれたり・・・
自分の本当の物語を表現しろよ!と渋垂先生は言っているようで、そして高橋さんはその思いをあうんの呼吸で感じ取る。
日常の忙しさの中、これから何が始まるの?とわくわくさせている子どもたちを目の当たりにし、高橋さんも連動して表現スイッチが入る。
さ〜!面白い事やってみようよ!みんなで作ろうよ!ワクワクしようよ!と高橋さんも子ども顔になって行く。
それを見て又子どもたちがうんうん!と食いつくて作り出す。
その連動が密の時間を作り出す。
大人にも播種していく優しいワクワクしたいい時間。
だから大人の方がまじでこったカメさんを作り出す。
この模様、この重さ、この表情、立体、平面、すべてを使った表現活動。
私にも入れてくださいとだいの大人がカメと風船をもってヘリウムガスの所に並ぶ。
大人も自分のカメ風船を見上げる。
飛んだとんだ!って大喜び。
この笑顔を子どもが見てもっともっと楽しむ。
緩やかな優しい笑顔の大人が子どもは大好き。そこに安心感を抱き、委ね、育まれる。
その連動がダイナミズム。
そこを高橋さんは20年前に読み取った。
そしてその後の高橋さんの活動に播種して行った。
今大きく大きく飛躍した高橋匡太さん。
それでもアゴラに来てくれる。
高橋匡太という表現者は、表現し続けてきた子どもが大人になって又子どもを育むのである。


かめのいないライティングされた野鳥センターの風景が右の写真。
22日の朝、元の野鳥センターの庭の風景。
確かにカメの翼君がいたんだよね?
カメ君は又静岡県掛川市のアゴラのアトリエに帰ります・・・
また来年?




2014年9月19日金曜日


9月21日(日)13時〜
        野鳥センターに集まれ!

    カメのつばさ君が空を飛ぶ!


光のアーティスト・
高橋匡太 
           in 北琵琶湖!

参加費一人500円

13時よりワークショップ開催。

夕暮れ琵琶湖の日没とともにカメの翼君が空を飛びます。

場所:滋賀県長浜市湖北町今西 野鳥センター

電話:0749-79-1289 (野鳥センター)


是非来てください♩

高橋匡太
1970年京都府生まれ
1995京都市立芸術大学大学院
    美術研究科彫刻専攻修了

東京駅ライティング 2013年12月
越後妻有 Gift for Forzen Village 2014
大地の芸術祭 雪アートプロジェクト 2013
”ひかりの実”スマートイルミネーション横浜2013
ライトアートエンターテイメント2012、東京スカイツリー
三陸イルミネーションR45三陸・横浜ひかりの実交際プロジェクト2011
”夢のたねプロジェクト”夢のたね2010osaka
その他多くのプロジェクト、インスタレーションを展開する

2014年9月6日土曜日

ただいまはないみほ原画展開催中!&9月21日琵琶湖にKAMEの翼君が飛びます!


ただいま静岡県掛川市千羽のアゴラ子ども美術工場アトリエにて はないみほ原画展 やってます!
古民家のアゴラ、納屋を改造し、アトリエにしました。
そのアトリエに入ると・・・
アトリエには光のアーティスト高橋匡太さんが作った大きなKAMEの翼君が今います。
カメの翼君がいる部屋には「かめのつばさ君」の絵本原画展やっています。
立体KAMEの翼君、フエルト人形 大 中 小 の 七色KAMEが並びます。
二階に行けば電子書籍になった 小説『未来へ』の挿絵原画展やっています。
生まれ変わって・・・
座敷童がやってきた・・・
KAMEの翼君は今この状態を一年保っております。
そのKAMEの翼君は9月20日トラックに乗って琵琶湖に行きます!
13時からバルンをこのKAMEの翼君につけて行く。
そして高橋匡太さんの演出により夕方の琵琶湖を背に空を飛びます!
そしてKAMEの翼君は子どもたちやいろんな人々の居場所に成るのです。
その居場所は野鳥センターか?はたまたどこになるのでしょう?
私達の思いで作られる心地いい居場所がきっとできるでしょう!
私は小説『未来へ』を去年の今頃書きました。
福島の現状や世の中の動きにあまりにも違和感を抱いたからです。
衝動的に書きました。
日本に未来はあるのだろうかと本当に不安になりました。
不安を解消するために、今の世の中の状況整理をはじめました。
私達はたったひとりの力なき?市民です。
大きな力が動く社会の流れには何の力も出せない存在だと思ってしまいます。
けれど、私達は生きている。
どうして私達は生まれてきたのでしょうか?
苦しむために、従うために生まれてきた訳ではない。
長い長い歴史の中で切磋琢磨してここまでたどり着いたのだと私は思います。
そのたどり着きは、あまりにも残酷極まりない事だと思う事もあります。
科学の進歩という名で推し進めた歴史は破壊を生みました。そして今なおもっともっとと蠢いています。
そしてそのもっともっとを推し進めた人々は思想の中に人を操る方法を作りました。
でも歴史は繰り返されるという言葉で同じ事が繰り返されているのだとは私は思いません。
昔の日本は良かったという声が本当に聞こえます。
けれどもっともっと人々は未熟な側面を持っていたと私は思います。差別という枠はもっと強くあったように思います。
現代、それでも人々に差別という枠は少しずつ消し去られてきたとも私は思います。
退化だって確かにあります。けれど進歩も私はあると思います。
いろんな経験をしてきた人々の中には、もっと複雑な出来事をも鳥瞰図的にちゃんと見れる人々が生まれていると感じます。
だからもっと強く、もっと優しく!
そんな人々が今の社会に存在し、訳の分からない権力者に持って行かれぬように夢を持ち続ける。
思いは叶う!
小説『未来へ』が実現します!


PS:  2013年10月、小説『未来へ』を書き終えて、琵琶湖へ向かいました。
当時はまだ琵琶湖の古民家をお借りしても造形教室でした。
静岡へ帰る前に小説『未来へ』に出てくるKAMEの翼君が着陸し、居場所として根付いた場所に行ってみたいとアゴラの先生は言いました。
小説『未来へ』ではKAMEの翼君は野鳥センター近くに上陸した・・・
だから野鳥センターに行きましたら・・・
野鳥センター入り口にはカメが5匹たらいにいました。
そして野鳥を見ながら私達は居場所を探していると野鳥センターの人にお話していたら、奥の方で野鳥センターでいろいろ頑張っておられる植田さんが「ここを使ってください!」と隣の環境省の場所を案内してくださいました。
そして11月から琵琶湖のアゴラは野鳥センターで造形教室をする事になりました。
琵琶湖の居場所。
実はこの野鳥センターは番地がありません。
ということは・・・湖の上にあるということです。
琵琶湖を埋め立ててたてられたのです。
KAMEの翼くんも琵琶湖の洲に上陸しましたから・・・
思いが先か?現実が先か?
政治の事、企業の事を思えば悲しい事ばかりです。
ですが、未来を担う子どもたちを大事に思う気持ちを忘れないで続ける。
琵琶湖にはオスプレイよりカメがお似合い♩

9月21日13時〜北琵琶湖へみんな集まれ!

2014年8月29日金曜日

KAMEの翼プロジェクト 第2弾!      はないみほ原画展のお知らせ


2014年9月1日(月)〜9月30日(火)
11時〜18時


はない みほ 原画展
         ―今伝えたい大切なことー

小説『未来へ 上 下』挿絵展 & 絵本『かめの翼くん』原画展

*9月28日(日)16:00より30分間、小説『未来へ』朗読会開催します。

場所:アゴラ子ども美術工場 ギャラリー
  〒438−0084
  静岡県掛川市千羽1679
  ☎ 0537-27-1428

*月、金曜日は休み
*9月20日〜9月22日は、琵琶湖の高橋匡太氏のワークショップのためお休み

主催 KAMEの翼プロジェクト
静岡県文化財団ふじのくに文化芸術振興助成事業


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*5月23日、絵本「かめの翼くん」発売しました!

*電子書籍 小説「未来へ 上」「未来へ 下」共にDLマーケット、雑誌ONLineにて発売中!

Lapiznoveruzより電子書籍にて小説『未来へ』好評発売中!



















<あらすじ>
福島第一原子力発電所はメルトダウンをした。原発近隣に住む人々はどうな
ったか!?同時にテレビ画面上でその出来事を知った人たちは何を考え、どう
したか?原発事故が日本人に問いかける。
言葉とチカラで出来上がった大人の世界を子どもの純粋な心が、言葉やチカ
ラの枠を外して凝り固まった大人たちを動かしていく。
私たちの未来は何処にあるのでしょうか・・・。
現実とファンタジーが入り交じりながらストーリーは展開していく。

*電子書籍で発売。
購入方法は電子雑誌「Lapiz」と同じようににて購入してください。
*お求めはDLマーケット or 雑誌ONLineで・・・

2014年8月12日火曜日

8月10日日曜日、フリートーキングが開催された。

ジャーナリスト・北岡和義氏、ジャーナリスト・井上脩身氏、ジャーナリスト・渡辺幸重氏、アーティスト・高橋匡太氏、そして今年の選考作家の成田ゆみこさんと中村彩子さんも参加した。多数の方に来ていただき、今の社会を語る一日としていただきたかった。
しかしあいにくの台風で、参加者は少し少なかった。けれど、内容は本当に濃いものになった。いつの間にか特別秘密保護法が公布され、集団的自衛権の行使容認等、今までは平和を当たり前に感じられる日本であったのに、急に徴兵制や表現の自由等脅かされるような言葉が日常に聞かれる。どんなに世界状勢がきな臭い状態になろうとも、日本は憲法9条があり、平和憲法に守られ、戦争をしない国、武器を持たない国だと子どもの頃に聞いていたし、それを自慢に思っていたし、学校でもそのように習ったのだから、日本に生まれてよかったと思って今まで過ごしていた。いつの間にかそんな子どもが子を持つ親になり、その子がいつの間にか戦時中であれば、徴兵制に連れて行かれる年齢にさしかかりつつあるのである。この窮屈な社会状勢に子育てを中心に生きていたお母さんたちほど不安なものはない。さらに原発も収束していないのに、拡散されている放射能に対して感受性の高い子どもを持つ親は、どのようにこれからの社会を生きて行くべきか・・等さまざまな思いがある。そんな食や環境、子どもの未来の事を当たり前に言葉に出して行くことが大事だと渋垂氏は言う。秘密保護法という法は治安維持法によく似ていると世間ではある。すると先読みする人たちは、触らぬ神に祟りなしというような暗黙の空気を読み、はぐらかし、言葉を持たなくなる。その状況に隣近所の監視がきつくなっていき互いが見張り番をして戦争に突入したのが69年前に終わった第二次世界大戦だった。自由は突然無くなるのではなく、自由はその権力の表明に寄ってその空気を読み取り、その権力(力)に靡き、言葉をなくすことから空気を作り出し、戦争という空気さえ作られて行くのである。仕方ない・・・のたった一言が・・・。当たり前に語ること、おかしいと思う事がいい空気を作る。風通しのいい環境が健全な日常を作り、安心と平和を持つ事が出来る。
お母さんは守りたい。
母性という本能的な感覚がある。
その思いが危機感を抱く。
子どもたちの未来はどうなんですか?
その事を学校では語られず、学校では(中学、高校)右に習えを教えられる。
自分を持つ事をいいよって言われない教育と大事な事を語らない今のメディア。
教えて!教えて!
親も子どももちゃんと教えて!
特に自分を持ち表現者として生きて行こうと決めたアーティストはどうしたらいい?
そんな思いを持ちながら台風の中語り合った。
北岡氏の50年のジャーナリスト人生から語られた今と井上氏の45年のジャーナリスト人生から語られた今と渡辺氏の40年のジャーナリスト人生から語られた今と・・・
このアゴラをずっと見て来てくださった朝日新聞記者だった竹田氏も
勉強になりましたと光のアーティストの高橋匡太さんも
これから大学受験を目指す高校3年生のKさんは、真ん中で大人たちの声を朝10時から夕方5時まで聞き続けた。そして、自分の受けている教育は暗記のような歴史だったと最後に語った。
塾の先生もたくさんの子どもたちを教える側として今を感じたと語った。
アゴラの子どもたちの親御さんも雨の中来てくださった。
こんな話は普段はしないんですよ・・・とあるジャーナリストは言った。
なんだか話してしまった。どうしてかな?って言った。
子どもたちの絵がたくさん陳列されたこのアゴラ
山と田んぼと自然の風と雨音と・・・
その嘘偽りない純粋な気配がいっぱいのアゴラは
大人も子どもも素でいられる。
だから当たり前に語るんですよ。
当たり前に怖いもののは怖い、だめなものはだめ、いいものはいい、
その当たり前の感覚
ニュートラルな感覚を今本当に皆が感じて行く事なんです。
このフリートークは誰が上でも下でもない
いろんな言葉の嘘はもういらない・・・
ゲストの井上さんが言いました。
豊かさはこの風や空気、自然の恵み、時間経過なんだ、その生き方の見直しがこれからの未来なんだと・・・
最後にゲスト北岡さんが言いました。
アメリカから帰って来て日本はいつの間に変わってしまった。優しさが減った。人情が減った。危ない今の社会に、どう生きていくか・・・
それは、一人一人の意志に反映される。
今までの戦後の歴史を置き去りにして終わった事とと日本人はしているが、朝鮮も中国もやられた方は終われない。ならば日本もちゃんと歴史を追って今に至る背景を知る事である。無知ではいけないのだよ・・・と。
直視して学び、意志を持ちどう生きるか・・・個々の生き方が問われるのであると。









お母さん方や女性が朝10時から夕方五時の間に来れる時にやってきて、用があって出て行く・・・そんな出入りのあるフリートーキングでもあった。
例え人数は少なくとも、この場所でこれからも続けて行く。
当たり前に話せるコミュニティー、居場所・・・
この連続が実態を作るのですと発起人の渋垂氏はいう。
自然と子どもが未来へのキーワ―ド。
これがおろそかにされた国は未来はないのである。
本当に大変内容のあるフリートーキングだった。
この場に居合わせないとわからないほどに大事なお話を聞けた、話す事が出来た会だったと筆者も思いました。
さて、次は滋賀県の野鳥センターで高橋匡太氏のワークショップ開催!
是非滋賀へ来てくださいよ!

terada


2014年6月30日月曜日


KAMEの翼プロジェクトフリートーキング・2014のお知らせ!
                2012年フリートーキングの様子

テーマ: 「最近の社会状況について」
                            各々の立場から語っていただきたいと思います。

場所:「アゴラ子ども美術工場」
日程:8月10日(日曜日) 午前10:00から夕刻5:00まで

参加者:渡辺幸重氏(ジャーナリスト) 
               北岡和義氏(ジャーナリスト)
         井上脩身(ジャーナリスト)
                       
                         高橋匡太氏(アーティスト)
                       
                         はないみほ(エッセイスト)
                                                                                   他___

 今社会は、当たり前にあった認識が変容されようとしています。 集団的自衛権行使、武器輸出、特別秘密保護法を中心に、たくさんの法律が現政権になって可決されています。それも知らぬ間に閣議決定されています。 消費税増税、法人税減税、 中小企業に対する税率問題、残業手当廃止・・・国民への負担が大きい政治と言えます。その変容はたいへん急ぎ足で、私達国民の民意が反映されていません。国民抜きの政治が動いているようです。 
平和憲法があって、日本は戦争に巻き込まれずに戦後68年という月日を過ごすことが出来ました。 
上記法案を急ぎ足に可決し、動き出したとき、日本は平和を維持できるのでしょうか。これは大人の問題ではなく、これから大人になっていく子どもに関わる問題となります。
福島の原発事故後の放射能問題も、もう終わったことではなく、今も収束せずに現実に汚染は続いています。その状況の中、子どもたちを取り巻く環境はどうでしょうか。経済のみが国を成り立たせているのではなく、そこに平和に安心して生きる人々の存在があっての国家です。子どもたちが心身共に健康に育まれてこそ、未来の日本は存在するのだと思います。子どもたち抜きの国家形成は、国の秩序を保つことは出来ないと思います。
     キーワードは“子どもと自然”

そこを抜きにした机の上の議論は、大変危ういと感じます。

 今回は、政治に近いジャーナリストたちに子どもが行き来し、自然豊かなこの場所に来ていただき、これからの日本の未来を各々に語り合っていただきたいと思います。
そして子どもの一番そばにいる親たちもこれからの子どもが生きる未来の日本を本気で思考してもらいたいと思います。

多数の参加お待ちしております!  


                                                                                                                                       記事 terada


 特定秘密保護法、名前を聞いただけでその中身の怖さを感じます。全文を読みました。こんな内容が今ほんとうに必要なのでしょうか?崇高な思いを語る憲法のもと、日本が世界に誇れる平和国家としてなぜ生きようとしないのでしょうか。この先の未来を担う子ども達が何も気にせず自分らしく生きていくこと、あなたを大切に生きなさいと自信を持って伝えられる世の中にしておきたいですね。創造にもっとも必要な知ることに規制がかかる、人権を無視した重圧と監視の社会はもう懲りたはずです。日本社会もドイツも、、、にもかかわらず、日本だけが際立って暴走しはじめていると言えます。教育、子育て、子ども達の健やかな育みを侵してはいけません。自由を奪ってはいけません。
 アゴラは、静岡の里山と琵琶湖の里海を行き来し、親鳥が羽の中で卵をゆっくり温め育てるように、焦らず子どもたちの育みを見守っていきます。里海に飛来する水鳥のよう、海を渡り、何千キロも越え、逞しく生き抜く子どもに成長してくれることを願います。
     特定秘密保護法に反対します
      2013.12.10 Agora子ども美術工場  渋垂 秀夫 







2014年5月26日月曜日

2014年度KAMEの翼
          プロジェクト始動!

里山にカモシカが!
野鳥センターの目の前には里海・琵琶湖
今年は琵琶湖にカメが飛びます!




今年もKAMEの翼プロジェクトは、静岡県のふじのくに文化芸術振興助成事業の対象となりました。
皆様の支援のもと、KAMEの翼プロジェクトは、静かにゆったりと活動しております。

今年度は、静岡県(里山)と滋賀県(里海)を行き来します。
選考者は、成田侑未子さんと中村彩子さんです。


ー本年度活動内容ー

里山の自然と時が止まったような佇まいの中、ゆったりと、じっくり時を過ごしながら表現と向き合うレジデンス。時代の時象を敏感に感じながら表現に向き合う。今回は里山と里海を行き来します。

*ゆみこの心展 /  繊細な感覚が掴む心象世界。色鉛筆・水彩画、ペン画、デジタル画(成田侑未子)

*あやこの糸と線の織りなす日本の心展 / 織物、水彩画、色鉛筆画 (中村彩子)

*はないと小説『未来へ』/ 福島の桃源郷を思い、綴り描く(はないみほ)

*高橋匡太 光と影のワークショップ2014 / 里山から里海へKAMEの翼君が空を飛ぶ!(高橋匡太)

*フリートーキング / 高橋匡太(光と影のアーティスト)、渡辺幸重(ジャーナリスト)、片山通夫(フォトジャーナリスト)、はないみほ(エッセイスト)、中村彩子(選考者)

*サポーター交流会 / 里山の再生と福島を思い樹木植樹とお茶会(随時交流会は様々な催しを企画します)

―2014年度のこれまでの経過報告と今後の予定―

4月・・・参加メンバーの確定、依頼チラシポスターのプラン/丸山(イラストレーター)
6月・・・掛川市役所記者クラブにて記者発表、チラシ配布
  ・・プチ交流会・桃源郷の手入れと草むらの庭、山のキャンパスの庭鑑賞会&お茶会
7月・・・設営準備、段取り、期間体制作り
8月・・・フリートーキング、サポーター交流会
9月・・・小説『未来へ』挿絵原画展と小説『未来へ』の語り会(はないみほ)
10月・・・ゆみこの心展(成田侑未子)
   ・・プチ交流会・桃源郷の手入れと草むらの庭、山の庭鑑賞会&お茶会
11月・・・高橋匡太光のワークショップ 2014年 / 里山から里海へカメの翼君が空      を飛ぶ(高橋匡太)
2月・・・カメの翼君一座『影絵劇』/ 掛川のアゴラと琵琶湖のアゴラの子どもたちと一緒      に上演。里山と里海を行き来する(静岡と滋賀で二回上演)
3月・・・山の再生サポーター交流会