2011年8月2日火曜日

アゴラキャンプ

7月30日~8月1日、今年もАgora子ども美術工場で、キャンプがあった。
7月30日、31日の前半は子ども19人、7月31日、8月1日の後半は13人の参加だった。
前半には沖縄から参加してしたお子さんもいて♪
その子もいつの間にか大きくなって、6年生で今年でキャンプは最後となる。来年からは、サポーターとしての参加となるんだろうね♪
Аgoraキャンプと同時に、KAМEの翼プロジェクトも動き出した。
プレイベントに向けて、京都から、土井由紀子さんと大塚朝子さんがАgora キャンプに参加して、制作に取り組む。
普段は、京都というはんなりとした土地で、美術と向かい合っている二人が、静岡の里山で、子供達の笑い声を聞きながら、いつもとは違うゆっくりとした時間の中で、想像を膨らませ、自由に創造し、作品制作に取りかかる。
さて、どんな作品が生み出されるか♪
7月31日子供達が蚊帳の中で寝静まった頃、KAМEの翼プロジェクトメンバーと土井さんと大塚さんとの交流会を隣のアトリエで行った。
なんともいい感じの交流会。
里山の夜は、明かり一つなく、真っ暗な夜空に、星と月だけがやさしい光を放っている。
あたりは、カエルの鳴き声と、虫の声だけが聞こえる。
蚊帳の中では、昼間、椅子、サンポーニャ、木琴、スリットドラム・・・様々な制作に取り組み、カメパオに乗り、川まで散策に行った子供達が、里山の1日を満喫しきった様子を覗かせて心地いい寝息をたてている。
その隣のアトリエ・・・京都の黄瀬剛さんが、納屋を改造し、丹精こめて作ったアトリエで、ささやかな酒盛り♪
東京の丸山、静岡の渋垂、奈木、木村、原田、藤原、寺田、アゴラにきているひかる君のお父さん、大阪から駆けつけたアゴラ卒業生の高校生のしんぺい君そして土井さんと大塚さんとの交流会。
自己紹介だけでもいろんな話が飛び交う。
アーティスト、主婦、学生、会社員、お茶農家の方。
表現は、アーティストだけにとどまらない・・そんなことを互いに感じ取る。
思いを言葉にする。
話は、原発、震災の話にも発展する。
原発の影響を受けたお茶栽培をされているひかる君パパの話。
女川・石巻に行った原田君の話、ボランティアの実態・・・支援の大本・・・
社会のしくみを話し合う機会をそれぞれが得た時間だと思う。
最後に、大塚さん、土井さんに作品制作への思いを聞く。
大塚さんは、絵ではなく、手が動く・・・イメージが手に連動されて形化する・・・
土井さんは、学生時代から関わっていた福祉についても心を馳せ、様々な思いを絵本として表現したいと・・・
さて、ここАrora で1ヶ月滞在して制作に取り組まれるお二人の作品は、どのような表現となるのだろうか!
と同時に12日から展示される、「女川・石巻の100日後の写真展」に向けて原田君は、作品展示の方法を考え中!
皆様、Аgora子ども美術工場に足を運んでくださいますように~。

terada
                  里山散策。川遊び
                  カメパオにのって♪

宝探しの後の花火

                   夜の展覧会

                   蚊帳の中でバトル!寝る前の興奮~

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