2012年6月13日水曜日

2012年KAMEの翼プロジェクト始動!記者発表!


6月13日(水)PM10:00静岡県掛川市市役所にて、第一回KAMEの翼プロジェクトの記者発表を行った。
中日新聞、朝日新聞、読売新聞、静岡新聞、毎日新聞の記者の方々が来られた。
第一回KAMEの翼プロジェクトに選考された若者の発表、今までのKAMEの翼の活動報告、今年のKAMEの翼プロジェクトの活動内容等を伝える。

第一回KAMEの翼プロジェクト
選考者:加藤元(京都芸大教授・中原浩大氏推薦)
    大見明子(東京芸大教授・日比野克彦氏推薦)
2012年7月28日〜7月30日のアゴラ子ども美術工場主宰のキャンプからアゴラ(静岡県掛川市千羽)に一ヶ月間滞在し、制作活動される。
2012年8月11日は、加藤元さんと大見明子さんを交えてのフリートーキング。
KAMEの翼プロジェクトは、子供たちや若者をサポートしてくださる日本中の大人個人個人の資金で運営しています。
今年選考された加藤元さん、大見明子さんのこれからの羽ばたきをぜひ応援してください。
どうか一人でも多くの方にKAMEの翼プロジェクトの趣旨に賛同していただき、資金サポートをお願いいたします。
またKAMEの翼プロジェクトは、日本中の子供へのサポートも担っています。
その事はKAMEの翼新聞とこのブログ等でお知らせしておりますので、見ていただけたら幸いです。


KAMEの翼プロジェクトはアゴラ子ども美術工場を拠点としております。
阪神淡路大震災後、アゴラ主宰の美術家の渋垂秀夫氏が社会における子供の居場所の必要性を感じ、里山にアゴラという子供の居場所を作りました。
そして15年が経ちました。ゆっくりじっくり自然の中で造形活動をしながら子供たちと向き合ってきました。
しかし社会は、阪神淡路大震災の頃以上に窮屈になってきています。デジタル化がどんどん進み、子供たちはアナログの世界からバーチャルな世界へどんどん入り込んでいきました。実際に体感する事と画面での体感の差さえわからなくなています。
子供たちはそういう世界に入ってしまって創造や想像する事ができなくなってきたように思うのです。
そして競争社会は子供たちに発破をかけてきます。マーケティングが教育の中にどっぷり入り込んでしまいました。
秀でる事、利潤を生む事が大事であると大人はいつしか子供に教えています。
表現する世界にもそういう物が入り込んできました。
この社会の中で、子供たちや巣立つ若者は今どんな状況に置かれているのだろうと想像してください。
もっと純粋に自分を表現する事・・・もっと自分を大事にする事・・・その事が今そしてこれからの社会には最も大事な事だと思います。
東日本大震災で原発事故の惨事・・・命より経済・・・そんな社会の仕組みの中で本当に子供たちは生き生きとしていられるのでしょうか?
その事を今一度思考してください。
それがKAMEの翼プロジェクトの趣旨でもあります。
KAMEの翼プロジェクトでの若者へのサポートは、今のこの社会をちゃんと思考した大人がこれから子供たちや若者へ思いを受け渡す儀式ともいえます。
ぜひともこのKAMEの翼プロジェクトにご協力お願いします。

〜お願い〜
KAMEの翼プロジェクトは、若者の羽ばたきを支援する10年プロジェクトです。
静岡、東京、京都、沖縄、滋賀その他各地の「KAMEの翼」を窓口に、1000人のサポーターを集めています。
プロジェクトメンバーと共にご協力をお願いします。
一口10000円 or 一口5000円の資金サポートをお願いします。
(一口10000円というと大きな金額ですが、この10000円はつまり10年間を通して年間1000円のサポートしていただくという意味であります。ですからその趣旨をご理解くださいますように。)一年1000円を10年間サポートしてくださる大人が1000人集まれば、若者に大きな夢と希望を提供できます。その夢に是非とも賛同してください!


郵便振込にてお願いします。
口座0890−8−127927  KAMEの翼プロジェクト まで
もしくはKAMEの翼プロジェクトの事務局に振り込み用紙がございますので、お連絡ください。


KAMEの翼新聞をご希望の方は、KAMEの翼プロジェクト事務局のアゴラ子ども美術工場へお連絡下さい。 (℡:0537−27−1428)

記事 terada



2012年6月8日金曜日

いよいよ第一回KAMEの翼プロジェクト始動!

KAMEの翼プロジェクトのメンバー会議随時やっています〜!

いよいよ第一回KAMEの翼プロジェクトが動き出す。
5月より二週間に一度静岡メンバーは集まり、会議。
東京芸大の日比野克彦氏と京都芸大の中原浩大氏から選考された二人が決まった!
そのお二人は・・・?
その発表は、6月13日掛川市の記者クラブで発表する。
KAMEの翼では、既にサポーターの皆様には、KAMEの翼新聞(5号)でそのお二人のことを伝えた。
大変好奇心旺盛なお二人である。
今年のイベントは7月28日から7月30日のアゴラキャンプから始まる。
そして途中にフリートーキングとサポーター交流会を行う予定。
その日時は、8月11日、12日。
今年は、去年よりも多数の方にフリートーキングに参加してもらいたい!
また今年は、アゴラでは裏山の山の再生を始めている。
その発端は、原発事故がきっかけである。
自然の循環を無視した人間のエネルギー対策、科学の発展が、今私たちの命をも危険にさらしている。
東日本大震災から一年経って、世の中は元通りになったかのようにマスコミからは被災地の状況は流れない。福島第一原子力発電所の事故の収束宣言を野田総理が既に出している。・・・がしかし、現状は、未だに被曝しながら原発で働く労働者がいる。福島の線量はまだまだ高く、除染の効果も出ているのかどうか・・、その土の始末すらできていない。いや・・できないのである。福島の方々はいつ故郷に帰れるのであるか?
その事を思い、自然を意識する事が原発を意識する事であると思った。そして福島の桃源郷を作ろうとも思った。
山の再生は私たちはフクシマ後をどう生きるか?という意思表示である。
子供たちと始めたドングリ作戦。そして福島の桃源郷の再生を〜。
サポーター交流会はそんな事に今年は意識していきたいと考えている。
ぜひとも今後のKAMEの翼プロジェクトの動きにご注目いただきたい!

*選考されたお二人の事は、6月13日に載せます!お楽しみに♩
*山の再生のことは詳しくは「里と湖のポレポレ時間〜」http://agorako.exblog.jp
にありますので見てください。