2015年8月26日水曜日

池田さんの資料展修了

8月23日、池田昇平さんと小林貫志君の作品展は無事終了致しました。
たくさんの方に来ていただきまして本当にありがとうございました。
池田さんや小林かんじ君の作品展のご感想もたくさんいただきました。
池田さんは、アゴラキャンプの時から始まり、子供達に木工制作にお手伝いいただいたり、一緒にカメパオ散策しました。
池田さんは、水色のポロシャツを来て、カメパオの先を網を持って歩きます。
行く場所行く場所にさ〜と網を動かしてトンボを捕ったり、植物を指差して、これは〇〇だよ。固有種だね!って何でも教えてくれます。
そしてなんでも聞いても答えてくれます。
川に行けば、池田さんは子供ように網をうまく使っていろんな生き物を捕まえます。
ほら見てご覧!って手のひらに載せて面白い生き物を教えてくれます。
イトトンボのヤゴやシオカラトンボのヤゴ。
イトトンボのヤゴは細くて奇麗なんです。
ほらこれは、ゾウムシさ〜。
琵琶湖って自然いっぱいだけれど、それ以上にここは自然いっぱい、豊富なんだそうです。
琵琶湖の田んぼは、ぺんぺん草さえ生えない。
こちらの田んぼは、草がそれなりに生えている。
琵琶湖の方が農薬をたくさん撒くんだそうです。
だから農薬をまく静岡ですが、強さが違うんだそうです。・・・草が生えるって安全なんですね。
そしてここは常緑種の植物が多く、贅沢だって言ってました。面白い!って。
夜には「あ!フクロウの赤ちゃんの鳴く声だよ!」って。
へ〜なにかの獣の鳴き声かと思っていましたが・・・フクロウだったんだ!?
「ここはいいな〜!面白い!いっぱいの生き物がいて、あの山には獣道があって、いっぱい生き物がいそうだね。夜中でも朝でもずっと起きていたいですね」と池田さん。
笑顔いっぱいの池田さん。また来てほしいですね。
 静岡新聞の記者さんもやってきたよ!
 木工をお手伝いの池田さん。
 網もって先を行く池田さん。
 見てご覧って、池田さん。
 これはヤゴだよ!

 池田さんのまわりには子供達がいっぱい

 二階でレクチャーの準備
 カレーをみんなといただきます
 夜のレクチャー。
 お父さん、お母さんも子供達も池田さんのお話に夢中


 ―キャンプ2日目―
糸鋸を教える池田さん


 カメパオで散策。
網を持っていろいろ教えてくださいました。
 すかさず面白い生き物を探しておしえてくれます。
 川では少年の池田さん


 カニだよね!
 川から上がりませんよ、池田さん。
郷土新聞の記者さんも一緒に。
 みんなとスイカ

 スイカを食べた後も網を持って昆虫採集
 夜のレクチャー
 いっぱい質問する子供達でした。
池田さんは何でも答えます。


2015年8月17日月曜日

朝日新聞に大事な記事が載った。
永遠の少年のこと。
彼との出会いは2013年。琵琶湖の造形教室で出会った。
当時は4年生。
彼は毎回、毎回琵琶湖のアゴラを訪れた。
アゴラが好きだからと。
彼はまっすぐな目をしている。
私たちを通り過ぎてもっと先の何かを見ているような目だった。
ずっとずっと会いたいと思った。ずっとずっと彼の成長を見ていたいと思った。
けれど・・・
2014年5月のある日。彼は飛び立った。
ちょうど私が「里と湖のポレポレ時間〜」というアゴラのBlogをアップしたその時に・・・
バサバサバサ!と大きな羽の音が聞こえた。
彼は野生に戻ったんだ・・・
お〜い!また会えるよね!君は、風の又三郎のような少年だ・・・
だからまた何処かで会えるね!そうアゴラの先生も私もそう感じている。
今、アゴラでは彼の作品展開いています!
大変丁寧な心のこもった作品展です。

是非永遠の少年の作品を見に来てください。

PS:8月1日、近くの方がこの作品展のことを知って☎があった。
その方は渓流釣りをしているおじさんだった。
渓流釣りの仲間に4年生の彼がいた。
忘れられないよ!彼の事は・・・とおじさんは言った。
不思議な子だった、いい子だった。じっとじっと僕たちの渓流釣りの雰囲気を眺めていた。いつか彼が後継者だって思うほどにね・・・
二時間ずっと展示会場にいて彼の作品をじっくり涙しながら見て帰った。

彼の新聞記事が8月14日に載った。http://www.asahi.com/articles/ASH8F3CHJH8FPTJB001.html

”永遠の少年” 小林貫志の日常と“そうぞう展”


8月1日(土)〜8月23日(日)11時〜19時(月、金休み)アゴラギャラリー1階にて開催します。
彼の日常はアナログの世界。
ゲーム、パソコン、携帯、テレビ・・・日常の中には豊かさの象徴はありません。
しかし彼から生み出されたものは、豊かさの宝庫です。
自然の中で育まれた貫志君は、自然を愛し、自然を観察し、想像を膨らませ、創造する。
私たちはけっして彼を忘れません。
彼の息づかいは、彼の作品に刻まれています。
そして今もここに存在しています。
退化してゆく私たちがいます。その真逆に貫志君は、思い余す事無く人間の能力を伝えてくれています。
彼の生き様は、私たちに希望を与えます。
優しさは強さです。強いから他者を思いやれるのです。強いから他者を守れるのです。
是非、小林貫志君の作品展に来てください!

好評!池田昇平さんの資料展!


[生き物と自然を感じる鳥類観察家
   池田昇平 湖北の自然展]


まずはじめに8月1日(土)夕方〜、8月2日(日)夕方〜に池田昇平さんのレクチャーを開催します。
鳥類観察家の池田君は、滋賀県の野鳥センターの職員です。
彼は幼い頃から生き物が大好きで、その中でも鳥とは大の仲良し。
いろんな事を観察し、体験した事を何でもお話ししてくださいます。
子供達は是非参加して好奇心を刺激されてください!
大人もしかり・・・
私もおかげさまで、野鳥センター様のおかげで、鳥さんの見方が変わり、いろんな様子、声を意識できるようになりました。
是非この機会をお見逃しなく!!
上記1日、2日はアゴラのキャンプの日になります。
アゴラの子供達と木工制作をしながら、カメパオで山の中へ散策にいきます。そこでも池田さんにいろいろ聞いてください。生き物の事ならなんでもOK!

また池田さんのレポートをアゴラギャラリー二階で展示しております。
開催日時:8月1日〜8月23日 11時〜19時まで(月曜日、金曜日休み)