2014年2月20日木曜日

山の再生、桃源郷を作ろう!           (サポーター交流会のご案内)


山の再生
 桃源郷を作ろう!プロジェクト
     参加募集!

日時:3月16日(日)
    10時〜12時
場所:アゴラの裏山
参加費:一家族2000円
(カメの翼pjサポーターは参加費無料)
(植えたい樹木、花苗持参。前もって植える木の名前をアゴラにお伝え下さい。  場所確保が必要になりますから)

連絡先:アゴラ子ども美術工場 
    ℡:0537-27-1428 
    
締め切り:3月9日






山の再生・桃源郷を作ろうプロジェクトのいきさつ
 三年前よりはじめたアゴラの裏山の山の再生。
3・11、東日本が津波、原発事故等で破壊、汚染されてしまいました。
アゴラの先生は、被災地へ出向き、現状を見て私たちの出来る事は何だろう・・・と考えました。当然、子どもたちにも震災のこと、そしてアゴラの周りの環境の事も話しました。子どもたちは、毎年アゴラの周辺を歩き、自然の変化を肌で感じていました。
 日本の山は広葉樹、落葉樹が入り交じった山でした。嘗ては山に入り、クヌギ等の木は伐採し、炭焼きに使いました。いらない枝も取払いました。その作業で山には日の光が射し、新しい命が芽吹きました。ですが、殖産興業の動きで、ドングリは切り倒され、成長の早い杉、檜等をたくさん植えました。けれど、重工業重視の時代とともに林業は衰退します。山に入って作業する若者も減りました。過疎という言葉とともに恵み豊な山は荒廃していき、動物たちは食べ物を求めて里におりてきました。人間が循環する山に入って、人間の都合のいい山に変えてしまったのに、そういう山を守る人もいなくなりました。被害を与える動物が悪い、自然とはもともと当たり前にあったのだから放置していても自然は死なない、自然は大いなる治癒力がある、・・・とどこかで安易に考え、被害だけに目を向け、動物が悪い、気象の変化が悪いのだと目先の対処法しか考えない今です。そういう事を子どもたちにお話しします。
そして私たち一人一人が動き出した事・・・
 三年前に子どもたちとドングリを一個ずつ植えました。その頃年中さんだったM君は小学一年生になりました。小4の子どもたちは六年生。小六の子どもたちは中二です。小さな子どもたちが成長するように一個のドングリは30センチの苗に成長しています。原発事故後は入れなくなった福島を思い、桃源郷をと桃の木や桜、プラム等を植えました。少しずつ大きくなっています。
さて、今年お正月にアゴラの先生はお茶畑を剪定ばさみ一つで開墾しました。
そこにアゴラのお友達の親御さんの紅林さんがユンボで残りの根っこを抜く作業をしてくださいました。皆様の一人一人のご協力と思いから作られるアゴラであり、山の再生です。今度は皆様の木を植えて、山の再生・桃源郷を作ろう!プロジェクトにご参加されませんか!?

 『奇跡のリンゴ』と言う本の著者・木村秋則さんは、ゆっくり時間をかけて、アゴラの先生が子どもたち一人一人に声をかけるように木村さんも木々に毎日声をかけ、自然栽培という本当の環境の中からおいしいリンゴを実らせました。農薬・肥料も止めました。邪魔もの扱いした草それぞれが肥料になり、保護してくれる存在になり、その中で生きる昆虫や鳥が自然界の食物連鎖を取り戻し、害虫を駆除します。その木村さんのリンゴ畑のように自然を取り戻し循環するアゴラの山の再生へご参加ください。
『子どもも自然も成長の秘訣は、見守る事と声かけです』肥料を与え過ぎてはいけません。農薬等の予防策を投じる事も循環を崩します。物の与え過ぎ、先手を打つ保護・・・過保護は、子どもの芽を摘みます。『放置ではなく、見守る。そして声かけ』安定した職業に就く事=子の成長ではなく、自分で生きる強さ(優しさ)を身につける事が成長です。

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