先々週、先週に続き今週も高橋さんがAgora子ども美術工場に来てくれました。
本記事では、9月25日(日)に実施された“高橋匡太の光のワークショップ第2弾”について報告させて頂きます。
第1弾、第1.5弾についてはこちらをご覧下さい。
高橋さんは子ども達に第1弾のワークショップで、簡単に手に入れることの出来る小さなLEDライトや野外作業用の投光器のみを使用し「誰もが工夫次第で光を使っていろいろな面白いことができるんだよ」ということを教えてくれました。
それに対し、第2弾では様々な機材を使って、まるで魔法使いのように次々と普段出来ない刺激的で楽しい遊びを子ども達に提供してくれました。
今回は30名程度の子ども達が参加しました。それに、ご父兄の方々、Agoraのご近所の方々などを含めると全体で50名程度になりました。子ども達も大人達も次々に出てくる新しい道具、遊びに興奮しっぱなしでした。
~ワークショップの詳細~内容を準備から順に紹介します。
・準備
高橋さんは前日の24日に掛川にやってきてその日の内から準備が始まりました。
写真の機材は、建物などをライトアップする際に使用されるLEDの照明機材。これは、パソコンと繋いで様々な色や強さの光を出すことが出来る本格的なものです。
様々な色が次々に出てくるので、Agoraの中は光で溢れ不思議な空間となりました。
前回の記事(こちら)で報告させて頂いた“あごらのぬりえ”をこの機材を使ってライトアップで再現します。
また、24日、25日昼間のAgoraの教室では、子ども達が“光る紐で描く地上絵”の練習を小さな紙の上でおこないました。1本の糸で絵を描くには一筆書きで絵を描かなければいけないのでとても難しいのですが、花や亀や虫、鳥など様々な絵が出来上がりました。
ワークショップでは、これが光る紐で大きなサイズになって地上絵になりました。
前回のワークショップで作った“夢の実”。今回は数が倍近くに増量されました。
・25日
日が落ちて十分に暗くなった午後6時に参加者はAgora子ども美術工場に集合しました。
室内で簡単に挨拶・説明を終えると、Agoraの表の普段駐車場として使用している広場に皆で輪を作ってワークショップが始まりました。
・光る紐による地上絵
光る紐で作ったハート型が見える |
振ったりして動かしてみる |
端から端までつながった1本の紐を皆で持って、色々な形に変えたり振ったり動かしたりしてどんなものか確かめました。
光る紐の扱いに慣れたら、子ども達は3つのグループに分かれ、それぞれが大きな地上絵を光る紐を使って描くことに。
光る紐の扱いに慣れたら、子ども達は3つのグループに分かれ、それぞれが大きな地上絵を光る紐を使って描くことに。
最初のグループはクローバー。次が、鳥、最後が人の輪を描きました。
絵が出来ると子ども達は2階に上がり上から見て確認し微調整して完成させました。
1本のつながった紐で絵を描くのは想像以上に難しく、ある場所がしっかり描けると別の場所がおかしくなったりして苦戦していましたが3つすべてしっかりと完成しました。
・Agoraのライトアップ
ライトアップには、前述のハイテクLED照明器が使われました。
このライトはパソコンからの指令で自由自在に色を変化させることが出来ます。
今回はなんとこれを使って、子ども達が事前に描いた塗り絵の通りにAgoraの色を変化させてくれました。
どれもとてもきれいでまるで違う建物になってしまったようでした。
最後は、大きなバルーンに光る紐の先端を繋いで皆で空に飛ばしました。
そのバルーンに光る紐が付いているので、光る線がするすると空に上っていくような不思議な光景でした。
幸い風があまり吹かなかったためかなり高いところまでバルーンを飛ばすことが出来ました。
最後にそのバルーンも光らせて、夢の実、ライトアップされたAgoraと共に鑑賞して今回のワークショップは終了となりました。
とてもきれいな光でしたが、これはこの晩だけ・・・。まさに“夢の家”といった感じでした。
高橋さんは、また暇を見つけてAgoraに来てくれるそうです。
その際は、本ブログにて告知させて頂きます。
高橋さんありがとうございました。
高橋さんありがとうございました。
harada
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